食べていなくても断食中の排便は大切!その理由とは?
こんにちは！
プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。
ファスティング中のお悩みの一つが「便が止まってしまう」ことです。
ファスティング中は便をどんどん出すことで、重金属を含む胆汁を排泄することができ、デトックスに繋がるため、便は出しておきたいところ。
今回は、「なぜ便を出すことが大切なのか」その理由をお伝えしていきますね！
なぜ便が出にくくなるの？
便は、
約70%が水分
約10%が食物繊維などの食べ物の未消化物
約20%が剥がれ落ちた腸壁の細胞や腸内細菌類の死骸
で構成されています。
断食中は食べ物を食べないことで、未消化物や腸内細菌などの便を構成する要素が減少します。
それが、便が出にくくなる理由の一つともいえます。
便を出すことが重要な理由
ファスティング中は、体内でどんどん解毒が進んでいます。
毒素の排泄は尿からが20%、便からが75％、汗からが3%、残りの2%は髪や爪から出ると言われており
つまり75%を占める便の排泄はとても重要なのです！！
便で毒素が排泄される
便からの解毒で重要になるのが胆汁の排泄です。
（便の色の黄褐色は胆汁の色素、ビリルビンによるものです）
便と一緒に胆汁が排泄されることで、体内に溜まっている水銀やアルミニウムなどの有害金属や農薬などの脂溶性の毒を排泄することができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ファスティング中に便の排泄が滞っていると、胆汁の排泄も滞るので解毒量が低下するということです。
ですので、何も食べない断食中も、できるだけ便を出すことが大切です！
次の回では断食中に便が止まってしまったときの対処法をお伝えしますね！
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