断食で舌が白くなる原因と対処法を解説!実は怖い舌苔の身体への影響!

こんにちは。プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。

断食中に舌の色が白くなり、口の中がネバネバしたり、口臭が気になるようになった経験はありますか?

断食中に起こりやすいことではありますが、これは「カンジダ」が原因です。

カンジタというと、膣カンジダ症を思い浮かべる方が多いので「口の中にカンジダ⁈」と驚かれたかもしれません。

実はカンジダ菌は膣だけでなく、口腔や胃腸など管状になっている臓器で増えやすい性質を持っています。

そして、ただマウストラブルを起こすだけではなく、全身に影響を与えてしまう可能性がある注意すべきものでもあります。

今回は、断食中に舌が白くなるカンジダの原因と影響、対策についてお伝えします。

カンジダが身体に与える影響

カンジダ菌は、誰しもがもっている常在菌で、皮膚や口の中、消化管、膣の中に生息しています。

ファスティング中の舌の白さや、ネバネバ、口臭は、このカンジダ菌が、口の中で繁殖していたためではありますが、口の中で繁殖してしまっているということは、腸の中でも過剰に繁殖している可能性があります。

カンジダ菌は通常であれば、無害ですが、免疫力低下などで過剰に増殖し成長します。成長したカンジダ菌は菌糸というものを伸ばして、腸粘膜を突き破ったり傷をつけて、リーキーガット(LGS)を引き起こします。

LGSになると未消化物や異物が体内に流入しやすくなり花粉症やアトピーなどのアレルギーが誘発されてしまいます。

また、カンジダ菌はアルコールを分解・代謝する途中でできる毒性物質「アセトアルデヒド」を常時産生します。

ということは、カンジダ菌が異常増殖すると、お酒を呑んでいないのに、常時、二日酔いのような状態になるということです。

これをブレインフォグ(脳内にモヤがかかったような状態)といいます。

そうなると、便秘や下痢などの腸の症状だけでなく慢性疲労やうつ状態、思考力や判断力の低下など脳機能にも様々な悪影響を及ぼします。

カンジダの除菌方法

「私ってカンジダ増殖しすぎなのかも!」

「断食中に舌苔や口臭が気になるからこれはカンジダのせいかも…」

と心配になった方もいらっしゃると思います。

では体内のカンジダ菌を減らすにはどうしたらいいのでしょう。

結論を言うと、栄養療法クリニックを受診して、ドクターの指示の下で除菌をすることをおすすめします。

実は気軽にカンジダ除菌をやろうとすると、ダイオフが起こる可能性があります。

ダイオフとは、カンジダを殺す過程で、カンジダが抱きこんでいた水銀などの毒素が体内に放出されてしまい、その影響でぐったりと疲労感が出たり、もともとあった炎症が酷くなるなどの症状が出ることをいいます。

より状態を悪化させてしまう恐れがあるため、ドクターの指示のもと行った方が安全に治療ができます

カンジダ菌を増殖させない5つの対策

除菌するには受診が必要ですが、菌を増殖させないために普段の生活でできることもあります。

①砂糖・グルテン・カゼイン・カフェイン・アルコールの過剰摂取を控える

カンジダ菌は砂糖などの単純糖質を好むため、それらをエサにして増殖します。

甘いものがやめられない方は、腸カンジダが繁殖している可能性があります。

できるだけ精製された白い砂糖やアルコールの摂取は控え、また、LGSの原因となるグルテン・カゼイン、血糖値を乱しやすいカフェインも控えましょう。

②抗生物質の使い過ぎを控える

抗生物質は腸管内の悪性菌だけでなく良性細菌にも殺してしまい、その隙間にカンジダ菌が入り込んで増殖していきます。

むやみに抗生物質は使わないようにしましょう。

病気や歯科の治療でやむを得ず抗生物質を使う時は、腸内に余分なスペースができないように乳酸菌や酪酸菌などのプロバイオティクスを併用することがおすすめです。

③規則正しい生活とリラックスでストレス対策

交感神経の過緊張が続くと、副腎からコルチゾールが分泌され、血糖値が乱高下しやすくなり免疫も低下します。

つまり、カンジダ菌が増殖しやすい環境となるんですね。

生活習慣(食事・運動・睡眠)を整え、瞑想やストレッチ、趣味の時間、体を温めるなどで、リラックスを心がけましょう。

④ピルの使い過ぎを控える

ピルのエストロゲンは、膣内のグリコーゲンを産生します。このグリコーゲンは、カンジダのエサとなります。

カンジダ菌の対策をしたい場合は、できるだけピルの使用を控えることをおすすめします。

PMS、月経困難症の場合は、プロスタグランジンという炎症活性物質が影響しているといわれています。日頃、食事で摂取する油を変えることで、痛みの軽減にも繋がりますので、食事の見直しもおすすめです。(オメガ6を控え、オメガ3を積極的に摂る)

⑤歯の詰め物、アマルガムへの対処

最近の歯医者では使われなくなってはいますが、以前は歯の詰め物として広くつかわれてきたアマルガムは、水銀が含まれています。コーヒーを飲む、ガムをかむなどの簡単な刺激で容易に水銀蒸気が蒸発し、体内に入り込み、全身に運ばれ、特に腎臓、肝臓、脳などに蓄積されます。

この水銀が、免疫力を低下させ、カンジダ菌の増殖の原因となります。

また、アマルガムから放出された水銀は、腸内で消化酵素を不活性化し、カンジダ菌の増殖を手助けします。

アマルガムを除去する場合は、除去の過程で熱によって蒸気化し、蒸気化した水銀は簡単に体内に入り込まれ水銀中毒などを引き起こす危険性がありますので、安全にアマルガムが除去できる歯科医の先生にお願いしましょう。

ファスティング中のカンジダ対策

ファスティング中は固形物を食べないので、咀嚼が無く、唾液が出ません。

唾液の中には抗菌物質が含まれており、口の中の細菌から身体を守る働きがあります。

その唾液が出ないことで、ファスティング中は特に口の中のカンジダ菌が繁殖しやすくなるんですね。

そこで、カンジダ対策としては

・軽く舌をブラッシング

・クエン酸、お酢、黒酢、梅干し、柑橘果汁などで唾液を出す

・無添加のガムを噛んで唾液を出す

・抗菌作用のあるMCTオイル、ココナッツオイルでうがいをする

などがあります。

根本的な解決策ではありませんが、口腔内のカンジダ菌の繁殖を和らげることはできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「ファスティング中の舌の白さ、ネバネバ、口臭は、カンジダ菌が原因」ということをお伝えしました。

口の中で繁殖してしまっているということは、腸でも繁殖している可能性があり、リーキーガットなどを引き起こし、腸だけの問題ではなく、頭痛や倦怠感などの全身症状も引き起こす可能性があります。

本格的にカンジダ菌の除菌をしたい方は、栄養療法のクリニックを受診してドクターの指示のもとで行うことが必要ですが、今回ご紹介した5つの対策を並行して実行することがとても大切です。

是非お試しください。

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