断食中に食べてほしい♡梅干しの5つの魅力

こんにちは。

プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。

断食と聞くと、水やドリンクだけしか摂れない、というイメージがあるかもしれません。

ですが、私が指導しているファスティングでは梅干しを摂ることをオススメしています。

断食中に食べていいの?と驚かれたかもしれませんが、実は梅干しは、断食効果をさらに高めてくれる優秀なアイテムなんです。

今回は断食中に梅干しがオススメの理由をご説明していきますね。

①アルカリ食品でバランスがとれる

断食中は、血液が酸性に傾きやすくなっています。

その原因は何かというと、ケトン体です。

食事を断ち、外からエネルギーが補給されなくなると、最初にエネルギーとして使われるのは、肝臓や筋肉に貯蔵されていたグリコーゲン(糖質)です。

そのグリコーゲンが枯渇すると、次に脂肪酸がエネルギー源として使われていきますが、その際に肝臓でケトン体が生成されます。

このケトン体は酸なので、血中に増えていくと血液や体液が酸性になります。

つまり、断食を始めるとケトン体の分泌が活発になり、酸性に傾いてしまうんですね。

梅干しはこの酸性に傾いた身体をアルカリ性に整えてくれます。

②クエン酸でミトコンドリア活性化

ミトコンドリアは私たちのエネルギー工場であり、脂肪を燃やす働きもあります。

なので、このミトコンドリアが活性化すると、どんどんデトックス、ダイエット効果がUPします。

断食をすると細胞内の古くて不要なミトコンドリアが分解され、新たに生まれ変わり、たくさんのエネルギーが得られるようになります。

そして、実は梅干しのクエン酸もミトコンドリアを活性化させるため、断食中に梅干しを取るとさらなる効果が期待できるんですね。

③ビタミン・ミネラルが豊富

梅干しには、ビタミンEやマグネシウムやカリウム、リン、ナトリウム、鉄分、カルシウムなどのミネラルが含まれています。
さらに、梅干しのもつクエン酸のキレーション効果(ミネラルを吸収しやすいカタチにする効果)で、より身体に吸収しやすい状態となっています。

ミネラルは、人間の臓器や細胞の活動をサポートする役割の補酵素です。

ミネラルを摂ることによって代謝がアップし、さらなる体重・体脂肪の減少につながります。

④腸内環境の改善効果

発酵食品である梅干しは、腸内で酪酸などの短鎖脂肪酸を増やします。

短鎖脂肪酸は、大腸粘膜の細胞のエネルギー源となり、腸のぜん動運動を促したり、腸の上皮細胞を増やします。
つまり腸粘膜を強く保ってくれるんです。

断食による腸内環境改善し、梅干しを摂ることでさらなる美腸をめざせます。

⑤免疫細胞の活性化で免疫力を高める

梅干しは、免疫細胞の一つである、マクロファージを増やし、活性化させる働きがあります。

マクロファージは、体内に病原菌やウイルスなどの異物(抗原)が侵入するとそれらを食べて死滅させます。

また、病原体だけでなく不要になった老廃物など、体内にある不要なものすべてを食べて処理してくれる体内のクリーニングの役割を担ってくれる体内のお掃除屋さんです。

デトックス効果があるファスティング中の味方になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は断食中に梅干しをオススメする理由についてご説明しました。

「断食中に固形物はNG」という考えもありますが、私が指導している断食は、修行や宗教的なものでは無いので、より効果を高めるために梅干しを1粒~2粒摂っていただきます。

「断食中は何も食べられず辛い」
「空腹が怖い」
というイメージがある断食ですが、酵素ドリンクの甘味、マグマソルトの塩味と旨味、梅干しの酸味と塩味などで、味覚も楽しめるように
していますのでご興味ある方は、お気軽にお声かけくださいね!

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