断食挫折の原因『頭痛』を解説!7つの原因と対策①
こんばんは。
プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。
断食中、途中で挫折をしてしまう大きな理由のひとつに「頭痛」があります。
自己流で断食をしたことがある方は経験があるのではないでしょうか。
断食中の頭痛の原因はいくつか考えられますが、7つの原因と対策についてお伝えしていきます。
今回はそのうちの2つ
①カフェインによる離脱症状による頭痛
②低血糖による頭痛
をご紹介していきますね。
①カフェインの離脱症状による頭痛
頭痛の原因
普段からコーヒー、紅茶、ウーロン茶、エナジードリンクをよく飲んでいる方は、断食でカフェインを急に抜くと、カフェインの離脱症状で頭痛が起きやすくなります。
カフェインを抜いてから1日~2日目に出てくる頭痛はカフェインの離脱症状の可能性が大いにあります。
頭痛対策
それでは、ファスティング中にカフェインの離脱症状で、頭痛で悩まないためには、どうすればいいのかというと…
ファスティングをする2週間前からカフェインは徐々に減らし、1週間前にはカフェインは0にする。
タウリンを2週間前くらいから朝夜1000mgを摂取。解毒が促進されます。
断食中の頭痛には、自然塩や梅干しを摂る。
コーヒーなどのカフェインは、交感神経を高め、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリン、やる気ホルモンのドーパミンを増加させる効果があるため、「ここ一番!」というときには使えます。
しかし、「コーヒーが無いと起きられない…」「一日3杯以上飲みます」
という方は「カフェイン中毒」になっている恐れが…。
カフェイン中毒の方は、身体は疲れているのに、脳を興奮させ、無理やり身体を動かしている状態です。
それを続けていると、不眠や自律神経、ホルモンバランスの乱れ、副腎への負担などから、体調不良に繋がります。
気付かないうちに、カフェイン中毒になっている恐れがあるので、ご注意くださいね。
②低血糖による頭痛
頭痛の原因
断食中に頭痛の他に、頭がフラフラ、身体に力が入らなくなる、倦怠感・冷や汗などの症状が出る方がいます。
この原因として、糖質摂取が減ったことによる低血糖状態が考えられます。
私たちの身体は
・血糖値を下げるホルモン(インスリン)
・血糖値を上げるホルモン(コルチゾール、グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモン等)
によって血糖値を調整しています。
しかし、普段から、糖質の多い食生活や食べ過ぎを繰り返し、インスリンが過剰に分泌され続けると、分泌器官である膵臓が疲弊。分泌するインスリンの量をコントロールできなくなり、必要以上に血糖値を下げてしまいます。
他にも、慢性的なストレスで、血糖値を上げるホルモン(アドレナリン、コルチゾール)の働きが低下しているときも、低血糖状態から
抜け出せなくなります。
頭痛対策
血糖値が低下している状態なので、
「クリーンな糖(※)を入れる」つまり酵素ドリンクを飲みます。
※クリーンな糖とは・・・
消化や代謝の負担がかからず、すぐにエネルギーになる糖のこと
6倍以上に薄めた酵素ドリンクを、少し多めに飲んでみて様子をみます。
(ただし、ガブ飲みは急激に血糖値を上げてしまうので注意)
そのときに重要なのが、糖質を効率良くエネルギーに変換するためのマグネシウムです。
私がサポート時に使っているドリンクには、吸収性の高いマグネシウムが含まれており、低血糖で頭痛が起こる方でも安心してファスティングをすることができます。
酵素ドリンク選びもこだわってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、断食中の頭痛の原因と対策7つのうち、2つをご紹介しました。
①カフェインの離脱症状による頭痛
②低血糖による頭痛
カフェインは「ファスティングに入る1週間前から断つ」ことは有効ですが、そもそも、普段から頑張りすぎないようにして、「カフェインが無くても大丈夫な生活」にシフトすることも大切です。
カフェインでごまかすのではなく、ご自身の心や身体に向き合い、穏やかで健康的な毎日をつくっていきましょう。
また、低血糖による頭痛が起きたときは、焦らずに、酵素ドリンクを飲みましょう。
断食中は頭痛をはじめ、様々な身体の変化があらわれてきます。
初めての方や、不安な方は、ぜひ専門家のもとで安全に実施くださいね。
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