断食中に低血糖になる原因は?2つの原因を解説!
こんにちは。プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。
前回は断食中のフラフラや空腹の原因である低血糖についてお伝えしました。
実はこの「低血糖」は、なりやすい人となりにくい人がいるんです!
今回は、断食中に低血糖が起こる2つの原因についてご説明していきますね。
①食事の摂り方
まず、ファスティング中に低血糖が起きてしまう原因の1つが早食いや甘い物、炭水化物の食べ過ぎです。
そのような食べ方は、食後の血糖値が急激に上がるため、その血糖値を下げようと、膵臓から大量のインスリンが分泌。
そのインスリンによって、逆に血糖値が下がり過ぎてしまい、低血糖を引き起こします。
そこで、食後の高血糖を起こさないようにすることが大切です。
例えば、
・砂糖の摂取量を減らす
・早食いをやめ、よく噛んで食べる
・血糖値をゆっくり上げていくような食べ方をする
・主食を摂る際は、白米や白いパンではなく、精製度の低い玄米や雑穀米を選ぶ
など、食事の摂り方に工夫をしましょう。
②生活習慣の乱れ
他にも、断食中の低血糖の原因としては腸内環境の悪化や、血糖値を維持する副腎ホルモンの枯渇、鉄欠乏やビタミンB群不足などの栄養不足、ストレスによる消耗など、慢性的な生活習慣の乱れが影響しています。
常に低血糖状態になってしまうと、身体が常に「エネルギー不足」を感じてしまい、すぐに甘い物に手が伸びてしまったり、コーヒーなどのカフェインに依存してしまう方も多くいらっしゃいます。
それがまた、生活習慣の乱れの原因に…。
栄養バランスを整える
そこで、すぐできることとしては、栄養バランスの良い食事を摂ること。
エネルギー代謝に必要な栄養素(ミネラルやビタミンなど)がしっかり摂れると、エネルギーの発電所といわれている、ミトコンドリア機能が高まり、しっかりエネルギーを産生してくれます。
そうすることで、エネルギー不足からくる、甘い物の欲求をおさえることができます。
腸内環境を整える
また、食事バランスを整えることと同時に、腸内環境を整えることもとても重要です。
腸内環境が悪いと、どれだけ、食事に気を付け、栄養バランスの良い食事をしていても、栄養素の消化吸収がうまくいかないため、結果的に栄養不足に陥ってしまいます。
また、腸内環境の悪さは、本来であれば、腸内細菌が作り出してくれるビタミンB群の産生を低下させます。
ビタミンB群の不足は、前述したように、代謝の低下→低血糖に繋がります。
さらに、そのような腸内環境では、タンパク質もうまく消化できないため、未消化になり、腸内で異常発酵。
腸内環境悪化→低血糖の負のサイクルに陥ってしまうのです。
さらに、「腸内環境の悪化」や「栄養状態の悪化」「タンパク質の代謝の低下」が起きると、肝機能も低下。
血糖値を保つための糖新生は肝臓で行っているため、肝機能が低下すると、糖新生もうまくできなくなります。
その結果、低血糖を引き起こしたり、血糖値を上げるために副腎から無理やり、ストレスホルモンといわれるアドレナリンやコルチゾールを分泌させたりなど、身体に様々な負担がかかってしまうのです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、断食中の「低血糖」の2つの原因をお伝えしました。
断食中に起こる不調は、日々の生活習慣の乱れからくるものがほとんどです。
定期的に断食でリセットすることも大事ですが、日々の生活から整えていくことも意識していきましょう。
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