断食で脂肪を燃やす!その仕組みと効果的なダイエット法を解説!

こんにちは。プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。

ファスティングは、腸内環境改善やアレルギーの緩和、美肌効果、アンチエイジング、デトックスなど様々な効果がありますが、

ファスティングをするなら、脂肪燃焼させたい!痩せたい!綺麗な体になりたい!

とダイエット効果を期待される方が多いのではないでしょうか?

そこで今回はダイエットのかなめとなる「脂肪燃焼」についてお話しますね。

なぜ、ファスティングで脂肪が燃焼されるのか、その仕組みを解説していきます!

脂肪燃焼の仕組み

脂肪が燃焼するとは“エネルギー源として脂肪が使われる”ということです。

エネルギーは生きているだけで必要になりますよね。

ということは、毎日脂肪は燃焼されているはずなのに、なぜ蓄積されていくのでしょうか?

それは、糖分がたくさん身体に取り込まれているからです。

エネルギー源としてまず利用されるのは糖分です。

3回の食事や間食で補給された糖分がエネルギーとして使われ、さらに摂りすぎた糖分は脂肪として蓄積されていきます。

つまり、糖分をしっかりと摂っている間は脂肪は使われず、逆に脂肪として蓄積されていくということなんですね。

脂肪燃焼と断食の関係

身体の中にある糖分よりも、使われるエネルギーが増えることで脂肪が燃焼されます。

そこでファスティングです!

断食を始めると外から十分な糖が入ってこなくなります。そうすると身体では体内にあるものからエネルギーを作り出す作業が始まります。

①体内にはもともと肝臓や筋肉にグリコーゲンという糖質を蓄えているので、まずはそのグリコーゲンからエネルギーを作り出します。

②グリコーゲンがなくなると、肝臓や筋肉に蓄えられているアミノ酸から糖質を作り出し、エネルギーに変えていきます。

③肝臓のアミノ酸がなくなると、筋肉のたんぱく質を分解してアミノ酸を作り出し、糖質に変えていきます。

※数日間のファスティングでは筋肉はほぼ変わらないので安心してください。筋肉の減少が心配な方はこちらの記事も参考にしてみてください。↓↓

『筋肉を落としたくない人必見!断食中のプロテインはあり?なし?』

④グリコーゲンもアミノ酸も使い果たすといよいよ脂肪組織をメインに使ってエネルギーを作り出すようになります。脂肪のままではエネルギーに使えないので、肝臓で“ケトン体”というものに変換されます。ケトン体が増えていれば脂肪燃焼が高まっている証拠です。

脂肪燃焼に効果的な断食方法

①期間

体内のブドウ糖を使い切るのが断食を始めだいたいて3日目、

そして、ケトン体がもっとも多くなるのが、4日~1週間後です。

つまり、3日目から脂肪燃焼効果が高まるので、ダイエット目的でファスティングをされる方は最低でも5日間行うことがおすすめです。

②摂取するもの

ケトン体が産生されると、体が酸性に傾くため、アルカリ食品である梅干しを1日1個食べてバランスをとるのがおすすめです。もちろん無添加の梅干しを選びましょう!

また、私が使っている酵素ドリンクには、脂肪燃焼のプロセスで必ず必要になるLカルニチンが入っていて、しっかり脂肪が燃えるようにアシストしてくれるのでオススメです。

③脂肪をどんどん燃やす過ごし方

断食中は、通常よりも脂肪が燃えやすい期間でもあるので、これをチャンスに、軽めの運動をして、どんどん脂肪を燃やしていきましょう。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動がおすすめです!

まとめ

今回は、ファスティングと脂肪燃焼についてお話をしましたがいかがでしたでしょうか。

ファスティングをすることで体内の糖分を使い切り、エネルギーをつくる材料が脂肪に変わることで脂肪燃焼効果が出てくるというのが仕組みなんですね。

身体の中で何が起きているかを知ると、ファスティングがどんどん楽しくなりますよね!楽しみながら前向きに取り組むと、さらに効果も高まってきます!
ダイエット目的で断食をするのであれば、その期間を有効に脂肪燃焼に使っていきましょう!

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