ファスティングの意外な効果!高血圧に効果的な3つの理由
こんにちは。プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。
あなたはファスティングの効果と言うとどんなことを思い浮かべますか?
ダイエット、デトックス、腸内環境の改善・・・様々な効果がありますが、実は高血圧にも効果があることをご存じでしたでしょうか?
初期段階では自覚症状は無く、健康診断で指摘されることも多い高血圧。
放っておくと、動脈硬化が進み、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血など、様々な病気に繋がってきます。
高血圧の原因は、遺伝の要素もありますが、肥満、ストレス、喫煙、睡眠不足など、生活習慣も大きく関わっています。
今回はその高血圧に酵素断食が効果がある理由3つについてお伝えしていきますね。
高血圧とはどういう状態?
「高血圧」という言葉は知っていても、実際にどのような状態なのか?というのは知らない方が多いかもしれません。
まず、血圧とは「心臓から押し出された血液が血管を押す力」のことをいいます。
心臓が収縮して、最も強く血液を送り出そうとするときの血圧がいわゆる上の血圧で収縮期血圧 (最高血圧)といい、心臓がゆるんで、送り出した血液が心臓に戻ってくるときの血圧を下の血圧、拡張期血圧 (最低血圧)といます。
高血圧の状態とは、血圧が一定の値以上に高くなっている状態です。
そうなると、血管には常に過度な負担がかかってしまいます。
一般的に高血圧と判断されるのは、上の血圧と呼ばれる収縮期血圧が140mmHg以上、または下の血圧と呼ばれる拡張期血圧が90mmHg以上です。
なぜ高血圧が危険?
高血圧は自覚症状がなく、放置されてしまうことが多いのが現状です。
高血圧が続くと、血管の内皮細胞が傷つき、それを修復するためにいわゆる悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが内皮細胞の内側に入り込みます。
それが酸化変性されて酸化LDLになると、マクロファージがそれを貪食し、泡沫細胞という細胞に変身。その泡沫細胞が血管壁にコブのように沈着、蓄積していき、プラークが形成、血管の内腔が狭くなります。
このプラークが徐々に増大していくと、血流が悪くなり、心臓や脳に酸素や栄養が送られず病気に繋がってしまったり、プラークが敗れると、そこに血の塊(血栓)ができて、血流が途絶え、心筋梗塞や脳梗塞などに繋がります。
この状態になって初めて「目にみえる症状」になるのですが、この状態になってからでは遅いですよね。
①ケトン体による抗炎症で高血圧の改善
高血圧の発症に炎症が関連していることがわかっています。この炎症にファスティングが有効なのです。
ファスティング3日目以降から、エネルギーを作る材料が糖から脂肪に切り替わり、肝臓で、ケトン体(アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸)がつくられます。
ケトン体の一種のβ-ヒドロキシ酪酸(BHB)が炎症に関わる物質の働きを阻害し、炎症を抑制するといわれているのです。
実際にお客様でも、ケトン体の分泌が増える3日目あたりから、血圧が下がってくる多いことからも、ケトン体が炎症抑制、血圧改善に関係していることがわかります。
炎症は、高血圧だけではなく糖尿病や心血管疾患、アレルギー、老化など様々な病気を引き起こす元でもあるので、抗炎症の働きがあるケトン体を大量に分泌できるファスティングは健康管理にはとても有効だといえます。
ケトン体は3日目あたりから分泌が増えるので、3日以上のファスティングがおすすめです。
②アディポネクチンで高血圧の改善
アディポネクチンとは、脂肪が燃焼されると分泌量が増える、脂肪細胞から分泌される善玉ホルモンの一種です。
このアディポネクチンが動脈硬化の元となる、血管壁でのマクロファージの泡沫化(酸化LDLコレステロールを取り込み変化すること)や、血管を詰まらせてしまう、プラーク形成を抑制することがわかっています。
他にも、インスリンの働きを高める作用や、(インスリン抵抗性の改善)脂肪燃焼の促進にも働くといわれているため、動脈硬化予防だけではなく、糖尿病の予防にも効果があります。
【アディポネクチンの分泌を増やす方法】
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されているため、脂肪が多く太った人のほうがたくさん分泌されるのでは?と考えるかもしれませんが、事実はその逆です。
脂肪、なかでも内臓脂肪が多くなればなるほど、アディポネクチンの分泌量が減ってしまうことがわかっています。
そのため、ファスティングで脂肪を燃焼させ、過剰な脂肪を蓄積させないことが、アディポネクチンの分泌量を増やすことに繋がり、動脈硬化や血圧を改善することに繋がります。
また、高血圧と診断された人の血液内ではアディポネクチン値が低いと言われており、そういった点からもアディポネクチンが血圧の調整、高血圧予防に関与していることが推測できます。
ファスティングは、3日目以降から脂肪燃焼が本格的に始まりますので、アディポネクチンの増加を狙うなら3日間以上のファスティングがおすすめです。
③マグネシウムによる高血圧改善
マグネシウムはカルシウムと拮抗し、血管の収縮・弛緩に働いています。
カルシウムが血管を収縮、マグネシウムには弛緩の働きがあるので、マグネシウムを摂取すると、血管が拡張し、血圧を下げることができます。
カルシウムとマグネシウムはバランスが大切ですが、現代人はストレスや食習慣などでマグネシウムが不足気味です。
カルシウムが過剰になると、収縮が強くなり、血圧が上がります。
私が扱っている酵素ドリンクには、マグネシウムが入っています。
断食中に酵素ドリンクを飲むことでマグネシウムを摂取でき、先に述べたように血管が拡張し、血圧が低下する作用が期待できます。
また、マグネシウムは交感神経の末端から放出されるノルアドレナリンをコントロールする作用もあります。
ノルアドレナリンは、末梢血管を収縮させることで、末梢血管の抵抗を増大させて血圧を上げますが、マグネシウムはこの働きを抑制し、血管を拡張させ、血圧を低下させる働きがあります。
お薬の降圧薬の一つに「カルシウム拮抗薬」がありますが、マグネシウムは「天然のカルシウム拮抗薬」として体内で働くので、「天然の降圧剤」とも言える重要な栄養素なのです。
【マグネシウムが豊富な食材】
ではここで、普段の食事からもマグネシウム補給がしっかりできるように、マグネシウムが豊富な食材のお伝えいたしますね。
マグネシウムは、藻類、魚介類、穀類、野菜類、豆類、種実類などに多く含まれています
日常的に食べられるものだとあおさ、わかめ、海苔、豆腐、納豆、ごま、アーモンド、カシューナッツにも豊富です。
現代は、精製された白いお米やパンを食べる機会が多いため、マグネシウムは不足しがちです。
また、ストレスでも添加物の多い食事でもマグネシウムは排泄されてしまうので、積極的に摂取しましょう。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
①ケトン体による抗炎症の働きで高血圧の改善
②アディポネクチンで高血圧の改善
③マグネシウムによる高血圧改善
酵素断食による3つのメカニズムによって高血圧の改善が期待できます。
自覚症状が無く、知らないうちに進んでいる高血圧。放置してしまう方も多いですが、病気や老化の元となってしまいます。
ご自身の健康のために、是非、酵素断食も活用してみてくださいね。
*ここでいう酵素断食とは、適切な酵素ドリンクを使用して行う安全なファスティングのことです。
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