カンジダ菌増やさない!5つの生活習慣

こんにちは。

プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。

前回は、 断食中の口腔内のカンジダ対策についてご説明しました.

今回はそもそもカンジダ菌を増やさないための対策について5つの習慣をご説明していきますね。

①砂糖、小麦(グルテン)の過剰摂取を控える

カンジダ菌は砂糖などの糖質を好み、それらをエサにして腸内で増殖します。

カンジダが増殖して成長すると菌糸が腸粘膜を突き刺しリーキーガット(※)の原因になってしまいます。

※腸粘膜に穴が空き、異物が体内に侵入してしまうこと。

ですので、できるだけ精製された白い砂糖やグルテンは控えていきましょう。

カンジダ菌は糖質を好むので、「甘い物がやめられない!」という方は、
甘い物を欲しているのはあなたじゃなくて、腸で繁殖したカンジダかもしれません。

②抗生物質の使い過ぎを控える

抗生物質は腸内の悪性細菌だけではなく、良性細菌も殺してしまいます。

そうなってしまうと、腸内細菌のバランスが乱れてしまい、その隙間にカンジダ菌が入り込み、増殖しやすくなります。

病気や歯科の治療でやむを得ず抗生物質を使う時は、乳酸菌や酪酸菌などのプロバイオティクスを併用することがおすすめです。

③規則正しい生活とリラックスでストレス対策

ストレスが強く、過緊張が続くと、ホルモンが乱れたり、免疫力の低下に繋がります。

免疫力の低下は、カンジダ菌にとっては、増殖するチャンスです。

できるだけ生活習慣(食事・運動・睡眠)を整え、瞑想やストレッチ、趣味の時間などでストレスをコントロールし、リラックスを心がけましょう。

呼吸が浅いと感じた時は、意識して深呼吸をするのもおすすめです。

④ピルの使い過ぎを控える

「ピルとカンジダ菌に関連があるの?!」と思われる方もいるかと思いますが、ピルに配合されたエストロゲンは、膣内のグリコーゲンを産生します。そしてこのグリコーゲンがカンジダ菌のエサとなるのです。

ですので、カンジダ菌対策をしたい場合は、ピルの使用を控えることをおすすめします。

ピルを飲んでいる方には、生理痛対策として飲んでいる方も多いと思いますが、生理痛の原因は、プロスタグランジンE2という炎症活性物質です。

この物質の材料は油ですので、生理痛がひどい方は、日頃食べている油の種類が大きく関わっている可能性があります。

生理痛がひどい方は、揚げ物やスイーツなどのオメガ6系の油を控え、魚などのオメガ3系の油を積極的に摂りましょう。

そうすることで、炎症活性物質の合成を抑制することができ、結果、生理痛改善やピルを手放すことにつながります。

⑤歯の詰め物、アマルガムへの対処

以前、歯の詰め物として広く使われてきたアマルガム。

ですが、アマルガムには猛毒な重金属である水銀が含まれています。

このアマルガムから体内に水銀が溶け出し、全身に運ばれ蓄積されていきます。

この水銀が免疫力を低下させ、カンジダ菌の増殖の原因となります。

またアマルガムから放出された水銀は、腸内で消化酵素を不活性化し、カンジダ菌の増殖を手助けします。

アマルガムは1970年代~2016年頃まで保険適用が認められていました。

その頃に詰め物をした方で、詰め物のふちが黒ずんでいる場合は、アマルガムの可能性があります。

アマルガムを除去する場合は、安全にアマルガムが除去できる歯科医の先生にお願いしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はカンジダ菌の対策を5つご紹介しました。

①砂糖・グルテンの過剰摂取を控える

②抗生物質の使い過ぎを控える

③規則正しい生活とリラックスでストレス対策

④ピルの使い過ぎを控える

⑤歯の詰め物、アマルガムへの対処

本格的にカンジダ除菌をしたい方は、栄養療法のクリニックを受診して、ドクターの指示のもとで行うことが必要ですが、

今回ご紹介した5つの対策にも並行して取り組むことが効果的です。ぜひ、お試しください。

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