こんな人は断食NG!断食期間を快適に過ごすためのチェックポイント

こんにちは

プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。

断食はとても効果的で本質的な健康法ではありますが、

実は断食をするときの体調で健康になる方もいれば不調を引き起こしてしまう方もいらっしゃいます。

今回は、断食中に不調を引き起こさないために、「断食前に確認頂きたい点」についてお伝えしていきます!

断食中の不調の原因は「貧血」

断食中、不調を引き起こしてしまう方の特徴として、「貧血」があげられます。

ちなみに貧血とは、血液の中の成分である「赤血球」が少なかったり、

または、赤血球の中の「ヘモグロビン」が少ない事をいいます。

赤血球の役割は、身体の隅々へ酸素を運ぶことです。

赤血球が少ないと、酸素が十分に細胞へ届かず

頭痛、めまい、疲労感、倦怠感、ふらつきに繋がります。

よく見られる貧血の症状ですよね。

「貧血」の方が断食NGの理由

断食(カロリー制限)をすると、
一時的に鉄の流通量を抑えてしまう「ヘプシジン」というたんぱく質が増えてしまいます。

食事を始めるともとに戻っていきますが、
もとに戻っていくまでに貧血の方はより強く症状が出る可能性があります。

また、もうひとつの理由として、

貧血がある方は、細胞に酸素が届かず、エネルギー不足を感じやすいので、普段から砂糖などの甘い物を欲しやすくなっています

そのような状態のまま断食をしてしまうと、

断食中に酵素ドリンクをがぶ飲みしてしまったり、
食欲に負けて、甘い物を食べてしまう、

というようなことも起きやすくなります。

断食によって貧血が改善する⁉

貧血は血液検査のヘモグロビン(血色素量、Hb)値で見ることができます。
(他にも指標はありますが、ここでは簡易的に)

貧血の目安は12以下の方です。

ただ、断食によって貧血が改善するというケースもあります。

これは断食の様々な効果で、炎症が改善されたり、腸内環境改善から栄養素の消化吸収率がUPしたりなど、貧血以外の不調が改善されたためです。

このようなケースもありますが、これまでの生活習慣や食習慣の積み重ねが「貧血」を引き起こしているのは事実です。

1回の断食で、根本改善することはできません。
まずは生活習慣・食習慣で貧血から抜け出すことが最優先です!

まとめ

いかがでしたでしょうか

断食をやって体調が悪くなってしまった…
断食が辛かった…
という方は貧血の方がほとんどです。

貧血が改善できると、格段に普段の日常でも身体が軽くなるのがわかると思います。

是非、専門家に相談して、より健康な身体をつくっていきましょう。

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