断食が成功するポイント!コーヒーがNGな3つの理由
こんにちは。プロフェッショナルファスティングマイスターの山岡玲子です。
ファスティングは“食事を断つ”という、多少なりとも身体に負荷がかかるものですので、いくつか注意点があります。
その一つにコーヒーがあります。
普段からコーヒーを飲んでいらっしゃる方は多いと思いますが、ファスティング中は避けていただきたい食材です。
コーヒーが好きな方には、少し厳しく感じられるかもしれませんが、ファスティング実施の際は準備食の1週間前くらいからコーヒーは控えていただきます。
今回はなぜ、断食中にコーヒーがNGなのかを、詳しく説明していきます。
カフェインの離脱作用で頭痛が起きる
カフェインを摂取すると頑張れる、元気が出るという方も多いと思います。
これは、活動している時に働く交感神経を優位にする、アドレナリンやコルチゾールといったホルモンが分泌されるためです。
交感神経が優位になると血管が収縮します。これが注意するポイントです。
ファスティングによってそのカフェインが体内から抜けると、収縮した血管が拡がり、締め付けから解放された血流が本来の量に戻ります。
この血流の増加が頭痛に繋がってしまうのです。
よくネット情報では、「断食1、2日目の頭痛や吐き気は好転反応」といわれることが多いのですが、カフェインをよく摂取している方の頭痛は、好転反応ではなく、カフェインの離脱作用による頭痛と考えられます。
断食前からコーヒーを控えて頂く理由は、コーヒーをやめてカフェインが抜けた翌日や2日目に、離脱作用で頭痛や吐き気が起こりやすいからです。
事前に控えておくことで、ファスティング中の頭痛を避けることができます。
カフェインで血糖コントロールができなくなる
ファスティングで重要なポイントは血糖値のコントロールです。
専用ドリンクを適切に飲むことで血糖値をコントロールし、乱高下をおさえます。
しかしカフェインを摂取してしまうと、先程ご説明したように、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモン分泌が促され、交感神経優位・血管の収縮、そして、血糖値の上昇にも繋がります。
血糖値が上昇すると、その血糖値を下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
こうして血糖値の乱高下が起こり、空腹感に繋がったり、メンタル面の不安定に繋がり、ファスティングが辛いものとなってしまうのです。
コーヒーがミネラルの吸収を阻害する
人間の代謝には補酵素といわれる、ミネラルやビタミンが必須です。
しかし、その大切なミネラルがコーヒーに含まれるクロロゲン酸やタンニンによって、吸収が阻害されてしまうことがわかっています。
特にコーヒーで吸収が阻害されてしまうのが、鉄と亜鉛。
鉄は新陳代謝、造血、ミトコンドリアの働き、脳の神経伝達物質の代謝、解毒など亜鉛はホルモンの合成や分泌の調整、エネルギー代謝、解毒DNA合成、タンパク質合成、免疫反応の調節などに働く、とても重要なミネラルです。
コーヒーを飲むとこれらのミネラルの吸収が阻害され、代謝の低下に繋がります。
ファスティングの目的は、代謝を促進させ、脂肪燃焼やデトックスなどを行っていくことです。
コーヒーは悪影響ということがわかります。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は断食中にコーヒーがNGな理由をお伝えしていきました。
今回は「断食中」でお伝えしていますが、これは日常でも同じことがいえます。
カフェインにはアドレナリンやコルチゾール、やる気ホルモンのドーパミンの分泌促進効果があるため、「ここ一番!」というときには使えますが、コーヒーやカフェインを多量に摂取したり、毎日継続的に摂取してしまうと、不眠や自律神経、ホルモンバランスの乱れ、副腎疲労、体調不良に繋がります。
ファスティングをきっかけにカフェインを抜くことができた際は、カフェインで疲労や眠気をごまかす生活に戻るのではなく、カフェインが無くても大丈夫な生活にシフトすることも視野に入れていきましょう。
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